安全旗の仕立て
屋外掲揚が前提となるオーダーメイド安全旗は、現場での強風や雨風にさらされる環境下でも破損しにくい仕立てであることが重要です。
こちらでは、特注安全旗の取り付け仕様と生地端についてご紹介いたします。
長期掲出にも耐えうる高耐久仕様をご紹介致しますので、オリジナル特注安全旗の製作の際は、是非ご参考になさって下さい。

安全旗 取り付け部分の仕立て
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挟みレザーハトメ
安全旗などの印刷旗は、ポールに括り付けるために、ロープを通すためのハトメを取り付けます。
屋外掲揚の場合は特にハトメ部分に負荷がかかりやすくなるため、補強として表裏両面にレザーを縫い付ける「挟みレザーハトメ」でのオリジナル作成がおすすめとなります。
安全旗 ハトメの取り付け位置
オリジナル名入れ安全旗は掲揚する場所や取り付ける器具によって、最適なハトメの位置や個数が異なります。当店では、お客様の設置環境に応じた仕様で、ハトメの位置や数を自由にご指定いただけます。
下記では実際の設置条件に合わせた定番仕様をご紹介いたしますので、現場環境に最適な安全旗のオーダーメイドプリント制作の際にはぜひご一読ください。
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ポールに取り付ける場合
- 左
- 2箇所
縦長ポールに安全旗を直接取り付ける場合、旗の左辺にハトメを2ヶ所設けての制作が基本です。
上部と下部を固定することで風によるねじれを防ぎ、旗の視認性をしっかり確保できます。 -
上部をクリップで留める場合
- 左
- 2箇所
- 右上
- 1箇所
旗の上辺をクリップで吊るす掲出方法を採用する場合は、左側2ヶ所に加え、右上にも1ヶ所ハトメを追加するのが効果的です。名入れ安全旗が横に広がった状態を保つことができ、視認性がアップ。
- ハトメの数を増やす事も可能です
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安全旗のフルオーダーメイド製作を承っている当店では、ご要望に応じてハトメの数や間隔を調整することも可能です。
当店よりご提案させていただく場合もございます。
安全旗 生地端の仕立てに
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三巻縫製
特注安全旗の製作時には最も一般的な仕立て方法で、生地の端を折り返して縫製する仕様です。
生地のほつれを防ぐことができ、工事現場や作業所の安全旗作成の際も多く採用されています。激安価格にて制作可能なため、コストを抑えつつも耐久性を持たせたい場合におすすめです。 -
ダブル三巻縫製
通常の三巻縫製をさらに強化した製作方法です。通常は折りたたんだ生地端の内側を縫製しますが、端に近い外側の部分まで縫製を行い、二重に縫い込み作成することで一層強度を高めます。
安全衛生旗や労働衛生旗などの旗にも多く使用されています。 -
刺し子縫製
ハトメを取り付けていない生地端部分(ハトメが左上・左下の場合、右上・右下)を、放射状に縫製します。破れにくい仕立てで、強風地帯でのご使用や大型サイズの場合など、負荷がかかりやすいシーンでのご使用におすすめです。